自分で作る植物図鑑

身近に咲いている好きな花の名前をすぐ忘れてしまうので、書き留めるブログ

ツルバキア | ずっと咲いてるピンクの花

夏の始めから長く咲いている、このピンクの花。やっと名前を調べました。ツルバキア、だそうです。



なんだか最近覚えた花は名前がどれも似ていて覚えられないぞ…
ツルバキア、ルドベキア、ガイラルディア。


花を前に、名前を思い出そうとしてぐっと言葉に詰まります。





このピンクの…、ツルバキアちゃんは、ニラの花に似てると思ったら、別名「Society Garlic」だそうで、葉や茎を傷つけるとニンニクやニラに似た香りがするそうです。



ツンツンの花びら





今日写真に撮った花は、偶然全部ピンク色でした。並べると一層キレイに見えると思ったので、一緒に載せます。


ヒルガオ


ハナトラノオ


ペンタス


そして、ツルバキア!

ツチアケビの実?旅先で見つけた、真っ赤な何か

ちょっと旅行に行ってきました。


旅先で泊まったコテージの脇に、何か変わった赤いものが生えていました。



真っ赤ですが……彼岸花、ではないです。

この赤いのが何なのか、実?花?それすらわからなかったです。


Googleレンズで調べてみると「Galeola」と出てきました。

多分、あっているのではないかと思います。


ランの仲間だそうで、この赤い実がアケビに似ていることから、和名はツチアケビ(土通草)だそうです。

実をつける前は、小さめの黄色い花が咲くそう。



腐生植物、と出てきましたが、聞き慣れない名前。菌根を持ち、菌類から栄養を得て生活する植物……だそうです。

(腐生、って字だけ見るとゾンビみたいなイメージが浮かびますね)



場所は栃木県那須周辺。

8月なのにひんやり涼しく、まだアジサイもきれいに咲いていました。




どのくらい珍しい植物なのか、よくわからないのですが…名前がわかったときは嬉しくて、誰かに話したくなりました。家族に話してはみたものの、さほど興味をもってもらえず。


こういう事こそ、ブログに書くといいんだろうなと思いまして、今書いております。。






おまけ。屋根の上に生えていたかわいい草

ヘクソカズラ | 真ん中に赤い星模様?

ヘクソカズラ(屁糞葛)。

花の名前にしては、あんまりな名前です。


きっと草むしりしながら、臭いによほど苛立ってつけた名前だろうな、なんて想像します。



小さくてかわいい花。


今まであまり気にかけることなく過ごしてきましたが、今の時期に咲く花なんですね。




白い花で、真ん中に赤い模様があります。

この赤い模様に、星型と丸型があるような?


星型☆


丸型○



単に花の開き具合の違いなんでしょうかね。

私の近所では星型☆が多めです。




どんな臭いかと思って花のにおいを嗅いでみましたが、ほとんど臭いがせず。調べたら、葉や茎を揉むと臭いがするのだそう。

今度やってみます

(追記)葉をちぎって嗅いでみました。すごく臭い。。強ーーい草の青臭さ、でもちょっとオナラの臭いにも似てる時があります。屁糞葛という名前に納得しました。

テンニンギク(ガイラルディア) | 特攻花の話を読んで

夏らしい強い日差しの下で咲いていました。

テンニンギク(天人菊)、またはガイラルディアという花のようです。



確か去年もこの花を調べたような覚えがあり…。ガイラルディア、というカタカナの名前がなかなか覚えられないので、まずは「天人菊」の方で名前を覚えたいなと思ってます



花びらがオレンジと黄色の二色。



天人菊の名前の由来は、花の美しさが天人を思わせるから、というもの。(個人的に、天人の美しさというと、もう少し淡い色のイメージでした。。)



また、名前の由来を調べていると、特攻花という呼び名も出てきました。

戦時中、出撃前の特攻隊員に天人菊が贈られたが、花が一緒に散るのを惜しんだ隊員は、滑走路に花を置き残して出撃していった…というもの。(Wikipedia テンニンギク のページより)

ただ、諸説あるようで、天人菊は戦後の外来種で、この伝説は史実ではない、とするものが有力だそう。



ちょうど終戦の日にこの話を読んで、

事実でも、戦後に作られた伝説であったとしても

平和が当たり前でないもの、過去に犠牲になった大勢の人達のおかげで今を過ごせていることを考えました。


こうして文に書いてみると、実にありきたりな感想で申し訳ない気持ちになりますが、、


自分の家族や、身近な人を特攻隊員として送り出すことなく過ごせていて、本当にありがたい。そう思います


ルドベキア・タカオ | 花盛り。小さなヒマワリのような花

黄色と茶色の対比が鮮やか。ルドベキアという花のようです。


ルドベキアには品種がいくつもあるようで、これはルドベキア・タカオ…かな?(もしも間違っていたらどなたか教えてください)





遠くからでも「花が咲いてる」とわかります



台風前で風が強かった昨日の一枚



ヒマワリの咲く今の時期、小さいヒマワリみたいな花があちこちで咲いていますね。それがミニヒマワリなのか、別の種類の花なのか、私にはまだほとんど見分けがつきません。


ルドベキアは全部同じようにみえていた「小さなヒマワリ」のうち、見分けがつくようになった(なってきた)花の1つです。



別名、松笠菊。花が終わった後、花の芯が松笠のようになるからだそう。



ちなみに、同じルドベキア属のオオハンゴンソウ(ルドベキア・ラシニアタ)は特定外来生物に指定されているそう。黄色いコスモスのような見た目の花のようです。
見たことがあるような、ないような…いつか見つけたらブログにのせたいです。