自分で作る植物図鑑

身近に咲いている好きな花の名前をすぐ忘れてしまうので、書き留めるブログ

セイヨウジュウニヒトエ | 遠目にムスカリと思って近づいたら

紫の花が咲いてる、あれは多分ムスカリかな、と思って近づいたら…思いがけずスミレのような花が枝にたくさんついていて、一瞬びっくりしました。
セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)という花のようです。




左の紫の一群がセイヨウジュウニヒトエです。(白いのは野イチゴでしょうか、名前調べ
中です)



花が重なって咲く様子が十二単に似ていることからこの名前がついたそうです。
一輪で咲くスミレが縦に重なって集まったような、大盤振る舞いなつくりですよね


西洋十二単、西洋とつくだけあってヨーロッパ原産の植物だそうで、日本の在来種の「十二単」はもう少し弱々しい見た目のようです。十二単は白か薄い青の花、西洋十二単は濃い紫色の花。



木陰でひっそり。



別名はアジュガ、西洋金瘡小草(セイヨウキランソウ)。


西洋キランソウ、ということでキランソウとも近い種類のようです。キランソウは西洋十二単の花の一つを取り出したような紫色の花で、地面に張り付くような草丈の低い草だそう。



西洋十二単は匍匐茎で増え、グランドカバープランツとしても知られているそうです。


今まで庭一面にムスカリを咲かせている家をよく見かけるなと思っていましたが、もしかして、何軒かは西洋十二単だったのかも?

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