テンニンギク(ガイラルディア) | 特攻花の話を読んで
夏らしい強い日差しの下で咲いていました。
テンニンギク(天人菊)、またはガイラルディアという花のようです。
確か去年もこの花を調べたような覚えがあり…。ガイラルディア、というカタカナの名前がなかなか覚えられないので、まずは「天人菊」の方で名前を覚えたいなと思ってます
花びらがオレンジと黄色の二色。
天人菊の名前の由来は、花の美しさが天人を思わせるから、というもの。(個人的に、天人の美しさというと、もう少し淡い色のイメージでした。。)
また、名前の由来を調べていると、特攻花という呼び名も出てきました。
戦時中、出撃前の特攻隊員に天人菊が贈られたが、花が一緒に散るのを惜しんだ隊員は、滑走路に花を置き残して出撃していった…というもの。(Wikipedia テンニンギク のページより)
ただ、諸説あるようで、天人菊は戦後の外来種で、この伝説は史実ではない、とするものが有力だそう。
ちょうど終戦の日にこの話を読んで、
事実でも、戦後に作られた伝説であったとしても
平和が当たり前でないもの、過去に犠牲になった大勢の人達のおかげで今を過ごせていることを考えました。
こうして文に書いてみると、実にありきたりな感想で申し訳ない気持ちになりますが、、
自分の家族や、身近な人を特攻隊員として送り出すことなく過ごせていて、本当にありがたい。そう思います