ムラサキハナナ(紫花菜)| 土を元気にする花
ムラサキハナナ。「紫色の菜の花」の名前の通り、菜の花に似た葉っぱで、黄色ではなく紫色の花です。
以前、国立市にある駅前通りの桜並木の木が、花見の客に土を踏み固められて弱ってしまったとき、対策として、このムラサキハナナが桜の根元に植えられていました。
ムラサキハナナの花が終わったら刈り取って桜の根元に敷き、それを数年繰り返すことで、固くなった土がふかふかに蘇るのだそうです。
…最近のことのように書いてしまいましたが、桜が弱っていたのが確か15年前。去年久しぶりに国立に行ってみたら、もう土壌改善は終わった様子でした。以前たくさん植えられていたムラサキハナナも、時折見かける程度に減っていました。
土は確かに以前より柔らかになっているように見え、土壌改善の説明立て札もなくなっていました。
正式名称はオオアラセイトウ(大紫羅欄花、どこをどう読めばオオアラでセイトウなのか難しい…)、
またはショカツサイ(諸葛菜、かの諸葛亮孔明が広めたという伝説が由来とのこと)だそうです。Wikipedia先生のページを読みかじった受け売りです。。
いつか自宅の庭木が弱るようなことがあったら、ムラサキハナナで土壌改善してみよう、と、思っています。